nDの宮本です。前回は、僕がnDに新卒で入社した経緯を中原さんが紹介してくれました。今日は、僕がnDに入社した時に始めた「Instagram出勤簿」についての話をします。
一般的な会社のように、nDに内定式や入社式はありません。出社日も特に決まっていないので、僕は新卒初日からリモート勤務でした。初日のオンラインミーティングで「せっかくの社会人1日目だし、何かしてみよう」と中原さんと話し合い、出勤簿をつけることに。
「普通の出勤簿をつけるのでは面白くない」そう考えた当時の僕は、趣味のサーフィンを活かして波の写真をInstagramに毎日投稿します。その写真に中原さんから「いいね!」をもらうことで、出勤という扱いになりました。
最初は順調で6月までは投稿が続いていたのですが、その後は徐々に減っていって……。ブログに「Instagram 出勤簿、 失敗しました。」という記事がある通り、今では更新が途絶えました(笑)。
「Instagram出勤簿」の仕組みは上手くワークしなかったものの、nDのリモートワーク文化は今も変わらず残り続けています。
勤務初日に対面で集まらなかったことが、文化の定着において重要な役割を果たしたと考えています。最初に対面で集まると”集まり癖”がついてしまい、たまにリモートで働く文化になってしまったのではないかと。
次回は、前回の記事で中原さんが紹介した書籍『社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論』が、nDの働き方や会社のビジョンに与えた影響について紹介します。
<編集・岡田弘太郎>